nishikien’s blog

お茶に纏わる事柄をつらつらと。

自分なら払いますか

それは、お金の取れるお茶になっているのか。

「お金の取れる」。端的にいえばメニューとして価格が付けられているお茶がそのひとつです。
 
カフェやホテル、飲食店など様々です。数百円から千数百円。他の飲料の原価からすると日本茶は決して安くは無く、日常の茶とは異なる上質なともなれば原価は馬鹿にならないものです。
 
注文して美味しいと思わなければ、再度の注文はないのはいずこも同じです。土産物売り場のように、一見のお客さまだけを主にしている展開であるならまだしも、そうでなければ厳しくなっていくのは世の常。お店の閉店理由はそのほとんどがお客さまが来ないことです。
  
また注文して貰えるような一杯になっているのか?これはかなり重要です。生産者も含めた納品業者はその一杯の値段を自分なら支払えるのか、リピーターとなれるのかを考えてみるといいでしょう。
 
そして、メニューになっても大手チェーンなのでも無い限り、爆発的に数字が伸びるなどということはありません。幾多のメニューのうちのひとつであり、一回の使用量は数グラムなのですから。