初心者が急須を選ぶ時のポイントを教えます。
急須でお茶をいれる面白さは他の類をみません。乾物である茶葉に湯や水を用いながら、一杯の茶をつくる。ほんの僅かな広さと時間さえあれば誰でも出来ます。美味しい、不味いの答えも直ぐに出るから達成感も楽しめます。お茶をいれるとはテーブルの上で出来るミニマムな料理といった側面があります。
さて、お茶をいれるのに大事な急須ですが、良品の急須はお茶以上に絶滅寸前です。私も商いの中で良い品を残し作れるようにと頑張っておりますが時間との競争に勝てるかは正直、自信がありません。
私から買う事などしなくても構いません。自分がお茶が好きと思われる方は旅先などで良い品を見つけたら買っておくことをおススメします。
初心者が急須を選ぶ時のポイントは
・先ずは手に取って馴染むこと。
道具として使うのですから大事です。これは実際に持つのが一番です。
次は
・もし自分がそれを作ったら?
と考えてみる事です。バランスや質感、仕上げやその他。自分のしている仕事に写してみたり、義務教育の時代にした図画工作や美術の授業を思い出すのもいいでしょう。
少なくともこの2点を自分が納得出来たら最初の一歩として後悔はしないはずです。何となくではなく、考えてみる事。大事なお金を使うのです。
そうですね、予算は20000円位までは覚悟しておいてください。高くはありません。上手に使えば一生使えるのですから。