nishikien’s blog

お茶に纏わる事柄をつらつらと。

これからの買い物

如何にして売らないかがここ5年のテーマでした。売上を上げるのを止めるのではなく、目の前の売上を追うのではないようにです。

必要なモノを買う行為はアマゾンに敵わないことを認める。
通常の売り方で対アマゾンとした場合、地域密着の生鮮三品購買顧客のついで買いを促進出来なければ存在価値が無くなります。手間をいかにして掛けないように売買を行うかがモノ売りの目から見た表面的な図式であり、その点でアマゾンを凌駕するには、触感や空気感、臭いなどインターネットからは得られない情報をその場で伝えて購買に繋げるしかありません。
 
そして、今後、百貨店など接客販売の存在は別のものへと変わると想像しています。買い物の単純化は現実での接客体験の減少へとなって行きます。人口の過疎化が進む地方はアマゾンなどの通販に席巻されていくのでしょうが、人口密集地である首都圏は高齢者の行き先は百貨店のような場所になっていきます。
 
これまで、物々交換の道具であった「お金」がモノだけではなく、コミュニケーションの為の道具となり、買い物は必要なモノを手に入れる為のものではなく、「買い物=娯楽」になる。
買い物を娯楽と出来る商域はやはり、接客と商品点数の多い商業施設となるだろうと考えます。