nishikien’s blog

お茶に纏わる事柄をつらつらと。

高い安い、美味しい不味い、好き嫌い

品質と値段の整合性がわかるようになる事が目利きになる事です。

自分の財布の厚さで判断をするのが目利きではありません。

値札だけを見て、高い安いとするのはある意味で、美味しい不味いや好き嫌いといった個人の勝手な感想を言っているのと同じです。

何故、その値段なのか、その価値があるのかはやはり、どの様に作られているのかを知る事が起点です。
全てのモノの品質に通じるなどというのは不可能ですが、シンプルで人の手によって作られる良品には多くに繋がるヒントが潜んでいます。

故に工芸作物である茶や常滑急須のモノづくり
はうってつけだと日々思う次第。

その値段だから作り続けられる事、それこそが正しい値付けです。