nishikien’s blog

お茶に纏わる事柄をつらつらと。

人それぞれに

縁のある中でお茶についての事柄を伝える事が何度となくあります。

私は全ての人に平等に教えるような事はありません。
仕事での取引先には取引先として。
セミナー形式を取る場合はお客さまを対象に呈茶や資料なども準備してサロンのように。
催事などでは商品説明の延長にプラスして。

時間は3分以内と言われれば3分で。6時間と言われれば6時間の内容で話せます。

言葉にしてしまえば何故そんな事に気が付かなかったのかと思うような事ばかりです。

お茶だから特別なのではなく、起きている物理的な現象は普遍的なのです。共通項を探しなぞらえてみる事。この程度の事で深いなどといった抽象的なところへ逃げないように。

本当の難しさや深さ、広さはその先にあります。学ぶほどに自らの浅学に気づき、大きな湖の畔にやっと立てている事を感じる日々です。さあ、いよいよ新茶シーズンも本格化して来ます。
今年もさらに一歩。
及ばぬ事を知りながらも前へ。